この記事のまとめ
- 移行期(トランジション期)は、競技の予定がない期間のことで、1〜2 週間から 6〜8 週間まで長さに幅があります。
- 本部のブログは、休み中も運動・食事・水分・睡眠に気を配ることを挙げています。
- 運動の負荷の扱いには 3 つの選択肢があり、本部のブログは、負荷を下げつつ運動は続ける方法を勧められるとしています。
年末年始や大会のあとに、試合のない期間がやってきます。何もしないと、再開のときに体が重くなるのではと不安になります。動きすぎるのも心配です。休みをどう使うか、コーチも選手も迷うところです。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、移行期の考え方と、休み中の運動・食事・睡眠、GPS で負荷を確かめる使い方をまとめます。
移行期とは
移行期とは、簡単にいえば、競技の予定がない期間です。休暇や大会の日程などの予定されたものもあれば、新型コロナウイルスの流行のような場合もあります。長さは 1〜2 週間から 6〜8 週間まで、さまざまです。
期間の長さは似ていることが多いものの、変わる場合もあります。本部のブログは、長さを左右する要素として、次のようなものを挙げています。
| 要素 | 本部のブログの説明 |
|---|---|
| 大会の長さ | 9〜11 か月が多い |
| 準備期の長さ | 4〜6 週間が多い |
| 環境 | 気候・地理的な位置・文化など |
移行期の位置づけ
本部のブログは、移行期を、身体面だけでなく心理面も含めて考える期間としています。フィジカルの準備は、選手のあらゆる面を見る総合的な分野になってきた、という見方です。
休み中に気を配りたいこと
食事・水分
本部のブログは、食べ過ぎを避けて健康的な食事を続けること、水分をおろそかにしないことを挙げています。
睡眠
当時 Sport Extremadura 所属だった José María Pinilla 氏は、食事と同じように、悪い睡眠の習慣に入らないことが大切だと話していました。休みのあいだに寝る時間が遅くなりすぎると、競技のリズムに体を戻すときに響くことがある、という理由でした。
運動の負荷
運動の扱いには、3 つの選択肢があります。
| 選択肢 | 内容 |
|---|---|
| 維持する | 競技期から続けてきた負荷を保つ |
| 下げる | 負荷を下げて続ける |
| 完全に休む | すべてを休養に充てる |
本部のブログは、運動をやめずに、負荷・量・強度を下げる方法を勧められるとしています。負荷が大きすぎると逆効果になることがあり、運動を完全にやめるとプレシーズンの調整に時間がかかる、という説明です。
期間が十分に長いときは、はじめに休養を置き、そのあと低い負荷・少ない量の練習を挟んで、プレシーズンに入る流れも考えられるとしています。休みの過ごし方は、フィジカルトレーナーや医療の専門家に相談して決めることが大切です。
移行期にも GPS を使う
本部のブログによると、OLIVER PRO のような GPS のデバイスは、競技期だけでなく、プレシーズンや移行期にも指標の計測に使えます(2024 年 12 月 3 日時点)。
Pinilla 氏は、フィジカルトレーナーにとって、この期間に GPS を使うことは、選手が行っている練習の負荷をすべて把握する助けになると話していました。選手の負荷が適した範囲にあるかも見られる、という話でした。
本部の発表では、OLIVER PRO のケガのリスクを見る指標を使うことで、筋肉系のケガが最大 45% 減ったとされています(2024 年 12 月 3 日時点)。どのチーム・期間・何と比べた数値かは、元の記事に書かれていません。
日本の現場では
休みが 1〜2 週間でも 6〜8 週間でも、休みに入る前の数週間の負荷の傾向を計測データとして残しておくと、休み明けの練習量を決めるときに見比べる材料になります。休みの過ごし方は、選手の年齢や状態によって変わるため、専門家にも相談してください。デモでは、日ごとの負荷の数値の見方をご案内します。デモのご依頼はこちらからどうぞ。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「Transitional Period during the holidays: How to take advantage of it?」(英語、2024 年 12 月 3 日)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2024 年 12 月 3 日に掲載された記事「Transitional Period during the holidays: How to take advantage of it?」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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