この記事のまとめ
- 接触や繰り返しの高強度の動きが多いラグビーは、走った距離だけでは負荷の全体が見えにくいと、OLIVER SPORTS 本部のブログは述べています。
- 本部のブログによると、OLIVER PRO は練習でも試合でも、屋外でも屋内でも、アンテナなどの設備を置かずに計測できます。
- 2026 年 1 月の本部のブログは、スペインとアルゼンチンのクラブ、ユースのアカデミー、個人のフィジカルトレーナーが使っているとしています。
接触を伴う練習のあと、ある選手は体が重そうで、別の選手は平気な顔で走っている。同じメニューをこなしても、疲れ方に差が出ることがあります。走った距離だけでは、その理由を説明しにくいのがラグビーです。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、ラグビーで OLIVER PRO を使うときの特長と、見たい指標をまとめます。
現代のラグビーの負荷
本部のブログは、ラグビーを、身体的な要求が高い競技のひとつとして挙げています。接触が続き、加速を繰り返し、爆発的な動きが多く、試合の日程も厳しいため、練習の計画と負荷の管理が大切になるとしています。
ラグビーでは、走った距離や最高速度だけが負荷ではありません。短いけれど負荷の大きい動きの中に、努力の多くが隠れていると、本部のブログは述べています。たとえば次のような動きです。
- 加速と減速
- 方向転換
- 接触と、1 対 1 の競り合い
- 高強度の動きの繰り返し
フィジカルトレーナーや指導者の課題として、本部のブログは次の 4 つを挙げています。
- ケガのリスクが高い競技で、負荷を管理すること
- 走った距離だけでなく、実際の努力を理解すること
- 試合の強度を落とさずに、週の練習計画(マイクロサイクル)を組むこと
- 人数が多く、体格や経験もさまざまな選手を、個別に見ること
本部のブログは、計測の技術があれば、こうした課題をデータにもとづく判断に変えられるとしています。ただし、ラグビーの実際の場面に合っていることが前提です。
OLIVER PRO がラグビーで使われる理由
本部のブログは、理由として次の点を挙げています。
- 使える場面の広さ:練習でも試合でも、屋外でも屋内でも、アンテナや追加の設備なしに使えます
- 動きの捉え方:GPS と、内蔵の慣性センサー(IMU。加速度計とジャイロスコープ)を組み合わせて、爆発的な動きやペースの変化を計測します
- 始めやすさ:クラブやアカデミー、個人で活動するフィジカルトレーナーが、計測を始められる使い方を想定しています
- 分かりやすいプラットフォーム:指導スタッフの時間の節約を狙った作りで、複雑な操作なしに分析できる画面です
ラグビーで見たい指標と機能
本部のブログは、細かい一覧は挙げないとしたうえで、ラグビーで特に大切な次の項目を分析できると紹介しています。
| 見たいこと | 本部のブログが挙げる内容 |
|---|---|
| 外的負荷・強度 | 外的負荷の合計と、練習の強度 |
| 加速・減速 | 加速、減速、繰り返しの動き |
| 代謝 | 実際の努力を表す、代謝に関する指標 |
| 選手ごとの推移 | シーズンを通した、選手個人の変化 |
| 比較 | 練習・試合・週の計画の間での比較 |
プラットフォームには、見やすい表示、練習メニューごとのタグ付け、チームの週の計画とデータを結び付ける機能もあると、本部のブログは述べています。
OLIVER PRO を使うチームと場面
本部のブログによると、2026 年 1 月 6 日時点で、スペインの Rugby Sant Cugat やアルゼンチンの Club Ciudad de Buenos Aires といったクラブが、練習と試合の両方で OLIVER PRO を活動の一部として使っていました。ユースのアカデミーや、個人で活動するフィジカルトレーナーも、選手の計測を体系立てて行うために使っているとしています。
本部のブログによると、OLIVER PRO は、すべての競技を合わせて 400 以上のチームで使われていました(2026 年 1 月 6 日時点)。
スタッフのための技術
本部のブログは、OLIVER PRO をフィジカルトレーナーの経験に置き換えるものではなく、経験を支える道具だと説明しています。感覚を確かめる、リスクに気づく手がかりにする、スタッフ内で判断の理由を共有する、といった使い方です。
OLIVER PRO が合うチームの条件
| 条件 | こんなチームに合います |
|---|---|
| 人数 | 選手が多く、体格や経験がさまざまなチーム |
| 場所 | 屋外のグラウンドと屋内の両方で練習するチーム |
| 設備 | アンテナなどを置かずに、計測を始めたいチーム |
| スタッフ | 分析の専任がおらず、フィジカルトレーナーや指導者が数値を見るチーム |
日本の現場では
冬の全国大会を目指す高校のチームでは、大会が近づくと、試合に出る選手と控えの選手で練習の強度を分けたくなります。分けた練習が選手ごとにどれだけの負荷だったかを数値で並べて見られると、翌週のメニューを決める材料になり、選手への説明にも使えます。練習と試合の数値を並べた画面は、デモのご依頼の際にご覧いただけます。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「GPS Technology in Rugby: Discover OLIVER PRO」(英語、2026 年 1 月 6 日)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2026 年 1 月 6 日に掲載された記事「GPS Technology in Rugby: Discover OLIVER PRO」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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