この記事のまとめ
- ホッケーは狭い範囲での加速と減速を繰り返す競技で、総距離だけでなく、加速・減速・方向転換の指標が負荷の判断材料になります。
- 本部のブログによると、OLIVER PRO はベストとふくらはぎのスリーブのどちらの装着にも対応し、GPS と慣性センサーでフィールドでも室内でも計測できます。
- 本部のブログは、ホッケーのクラブやアカデミーにも OLIVER PRO の導入が広がっていると紹介しています。
スティックを構えた低い姿勢から、一瞬で加速する。止まる、切り返す、また走る。ホッケーの「きつさ」は、走った距離の合計だけではなかなか見えてきません。
試合の翌日に選手が「脚が重い」と話すとき、その理由を数値で確かめたい。そう考える指導者やフィジカルコーチに向けて、ホッケーでの負荷の見方を整理します。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、フィールドホッケーとインドア・ローラーホッケーでの OLIVER PRO の特長と、見たい指標をまとめます。
ホッケーの負荷を見るときの 4 つの課題
本部のブログは、ホッケーを敏捷性と正確さへの要求が高い競技の一つとしています。爆発的なペースの変化、狭い場所での加速の連続、神経と筋への高い要求、過密な試合日程が重なるためです。また、ほかの広いフィールドの競技と違い、ホッケーの強度は秒の何分の一という単位で現れます。大切なのは移動した距離だけでなく、減速と加速を繰り返しても技術の精度を保てるかどうかです。
フィジカルコーチや指導者には、次のような課題があります。
- 負荷の管理:使いすぎ(オーバーユース)によるケガが起こりやすい競技で、負荷を管理する
- 敏捷性の計測:爆発的な加速と減速を分析して、敏捷性を数値で見る
- 練習の調整:フィールドホッケー(屋外)と、インドア・ローラーホッケーの両方に合わせて練習を組む
- 個人の見極め:ポジションごとに身体の特徴が違うチームで、選手個人のパフォーマンスを見る
本部のブログによると、計測技術はこうした要求を、客観的な数値にもとづく判断に置き換える助けになります。
OLIVER PRO がホッケーで使われている 4 つの理由
本部のブログは、OLIVER PRO を「役に立つデータ」「分かりやすいプラットフォーム」「日々のチームの仕事に関わる指標」を軸にした、技術スタッフ向けの仕組みと紹介しています。ホッケーのチームで使われている理由として、次の 4 点を挙げています。
- 装着位置を選べる:ベストと、ふくらはぎのスリーブ(原文では shin-guard sleeve)のどちらにも対応します。接触や技術的な動きの中でも、選手が動きやすく、デバイスが安定するように考えられています
- 屋外でも室内でも:GPS と慣性センサーを組み合わせて計測するため、広いフィールドでも室内の会場でも使えます。複雑な設備は必要ありません
- 分かりやすいプラットフォーム:時間を節約するための作りで、スタッフがチーム全体の状態を短い時間で確認できるようにした作りです
- 幅広いクラブに:本部は、さまざまなレベルのクラブやアカデミーが指標を使えるようにすることを掲げています
ホッケーで見たい指標と機能
本部のブログは、ホッケーで特に大切な変数として、次の 4 つを挙げています。
| 指標・機能 | 内容 |
|---|---|
| 選手のプロフィール | 加速・減速・方向転換の推移 |
| 負荷の比の指標(ACWR。本部のブログでは Health metrics) | 急性の負荷と慢性の負荷の比。ケガのリスクの目安として使う |
| タグ付けとレポート | 試合日・回復日などのセッション分類と、監督向けレポートの自動作成 |
| Player Value と比較(本部のブログが挙げた機能) | 選手ごとの相対的なパフォーマンスの比較 |
OLIVER PRO が合うチームの条件
| 条件 | こんなチームに合います |
|---|---|
| 競技 | フィールドホッケー、またはインドア・ローラーホッケー |
| 場所 | 屋外のフィールドと室内の会場の両方を使うチーム |
| 装着 | 装着位置(ベストか、ふくらはぎのスリーブ)を、選手の動きやすさで選びたいチーム |
| スタッフ | チーム全体の状態を、短い時間で確認したい指導者・フィジカルコーチ |
| 構成 | ポジションごとに身体の特徴が違い、選手を個別に見たいチーム |
ホッケーのチームへの広がり
本部のブログによると、OLIVER SPORTS のコミュニティは、350 以上のチーム・60 か国以上、複数の競技に広がっています(2026 年 1 月 15 日時点)。国内リーグで戦うクラブから育成のアカデミーまで、組織づくりの道具として使われているとのことです。
ホッケーで OLIVER PRO を使っていたチームとして、本部のブログは次のクラブを挙げています(2026 年 1 月 15 日時点)。La Salle Hockey Club、Puerto Nizuc HC、Champagnat、SAG Polvorines、イタリアの Roller Hockey Scandiano、スペインの Vic Hoquei Club・Club Patín Esneca Fraga・Club Junior、ポルトガルの Oquei Clube de Barcelos です。
スタッフの専門性を支える技術
本部のブログは、OLIVER PRO の価値を、フィジカルコーチの専門性を置き換えることではなく、引き出すことだとしています。数値は、感覚を確かめ、ケガのリスクの目安を見て、スタッフの中で判断の理由を説明するための手がかりになります。
日本の現場では
練習のあと、フィジカルコーチがセッションに「試合日」や回復日などのタグを付け、監督に渡すレポートを作る。ホッケーのチームでこうした流れを組むなら、まず見たいのは加速と減速の数値でしょう。デモでは、OLIVER PRO の画面で、チーム全体の状態の一覧、セッションのタグ付け、レポートをご覧いただけます。詳しくはデモのご依頼からお申し込みください。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「The Technology Hockey Teams Are Choosing in 2026」(英語、2026 年 1 月 15 日)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2026 年 1 月 15 日に掲載された記事「The Technology Hockey Teams Are Choosing in 2026」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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