この記事のまとめ
- フットサルとサッカーは、人数・コートの広さ・床の素材・試合時間・ルール・求められる体力の 6 点で違いが出ます。
- コートが小さく人数も少ないため、本部のブログはフットサルを、切り替えが速く、1 人が関わる場面の多い競技として紹介しています。
- 2023 年 11 月当時の OLIVER(チーム向けは現在の OLIVER PRO)は、フットサルにもサッカーにも使える計測デバイスとして紹介されています。
サッカーのチームが冬場に体育館でフットサルをする。フットサルの選手がサッカーの試合に出る。二つの競技を行き来すると、「同じように足でボールを扱うのに、何かが違う」と感じる場面があります。
練習の組み立てや選手の見方を変えるべきか、気になる指導者も多いはずです。まずは、どこがどう違うのかを整理しておくと、選手の動きを見るときの手がかりになります。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、フットサルとサッカーの主な違いをまとめます。
6 つの違いを一覧で見る
| 項目 | サッカー | フットサル |
|---|---|---|
| 人数 | 1 チーム 11 人(ゴールキーパーを含む) | 1 チーム 5 人(ゴールキーパーを含む) |
| コートの大きさ | 縦 90〜120 m、横 45〜90 m | 縦 25〜42 m、横 16〜25 m |
| 床の素材 | 天然芝または人工芝が一般的 | 木の床または合成素材が一般的 |
| 試合時間 | 90 分(45 分ハーフ) | 40 分(20 分ハーフ) |
| ルール(例:サイドからの再開) | 手で投げる(スローイン) | 足で蹴る(キックイン) |
| 求められる体力 | どちらも一定以上の体力が必要。フットサルはスピード・敏捷性・技術が強く求められる | |
人数:11 人と 5 人
いちばん大きな違いは人数です。サッカーは 1 チーム 11 人、フットサルは 5 人で、どちらもゴールキーパーを含みます。
本部のブログによると、人数が少ないフットサルでは、1 人の選手が試合に関わる場面が増え、試合の流れが速く、動きの多いものになります。
コートの大きさ:広さがまったく違う
サッカーのコートは縦 90〜120 m、横 45〜90 m です。フットサルのコートは縦 25〜42 m、横 16〜25 m で、サッカーのコートよりずっと小さくなります。
本部のブログは、この違いも、フットサルの攻守の切り替えが速く、プレーの強度が高くなる理由の一つとしています。
床の素材:芝と木の床
サッカーのコートは、天然芝か人工芝が一般的です。フットサルのコートは、木の床(パーケット)か合成素材が一般的です。
本部のブログによると、木の床や合成素材は芝よりもなめらかで均一な面になるため、ボールをコントロールしやすくなります。床の違いは試合の進み方にも関わります。床の違いで選手の体への負荷がどう変わるかは、本部のブログ「フットサルとサッカーの運動量の違い|走行距離・最高速度・強いキックの回数」で取り上げています。
試合時間:90 分と 40 分
サッカーの試合は 90 分で、45 分ずつの前後半に分かれます。フットサルは 40 分で、20 分ずつの前後半です。
本部のブログは、フットサルでは短い時間に強度の高いプレーが続き、その分、選手交代の回数も多くなると説明しています。
サッカーのほうが世界的な知名度は高い一方で、フットサルも、とくにアジアで急速に広がっていると、本部のブログは紹介しています。アジアでの広がりについては、本部のブログ「アジアのフットサルの広がり(2023 年)|各国リーグ・代表の動きとクラブの GPS 導入」にまとめられています。
ルール:根本は同じ、細部が違う
サッカーとフットサルのルールは似ています。競技の精神も目的も同じですが、細かなルールは数多く異なります。
本部のブログが目立つ例としてあげているのは、サイドからの再開です。フットサルでは足で蹴って再開し(キックイン)、サッカーでは手で投げ入れます(スローイン)。
求められる体力:スピード・敏捷性・技術
どちらの競技も、一定以上の体力が必要です。そのうえで本部のブログは、フットサルではスピード・敏捷性・技術が強く求められるとしています。理由として、コートが小さいこと、人数が少ないこと、ボールの弾みが小さいことをあげています。
どちらがより多く走るのか、という疑問は、前述の本部のブログ「フットサルとサッカーの運動量の違い|走行距離・最高速度・強いキックの回数」で扱われています。
どちらの競技でも使える GPS 計測
本部のブログは、二つの競技の共通点として、どちらも GPS 技術の恩恵を受けられることをあげています。2023 年 11 月当時の OLIVER(チーム向けは現在の OLIVER PRO)について、フットサルにもサッカーにも使えるものとして紹介しています。
練習の中身も試合の動きも違う二つの競技を、同じ物差しで見られるかどうかは、二つの競技に関わる指導者にとって気になる点です。実際の使い方は、チームの目的に合わせて確かめてください。
日本の現場では
梅雨や雨の日に、屋外の練習を体育館に切り替えるチームがあります。いつもの芝のグラウンドでの練習と、その日の体育館での練習で選手の負荷がどう違ったかを並べて見られると、代わりに組んだメニューが妥当だったかを振り返る手がかりになります。OLIVER PRO は、屋外のピッチでも体育館でも計測できるデバイスです(出典 4)。サッカーと屋内競技の両方を見るクラブでの使い方は、デモのご依頼でご案内します。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「Main differences between football and futsal」(英語、2023 年 11 月 14 日)
- 「フットサルとサッカーの運動量の違い|走行距離・最高速度・強いキックの回数」(日本語版、2022 年 10 月 27 日)
参考:原文(英語) - 「アジアのフットサルの広がり(2023 年)|各国リーグ・代表の動きとクラブの GPS 導入」(日本語版、2023 年 10 月 31 日)
参考:原文(英語) - 「サッカーアカデミーの GPS の選び方|6 つの基準と育成年代で見たい 9 つの指標」(日本語版、2026 年 10 月 27 日)
参考:原文(英語)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2023 年 11 月 14 日に掲載された記事「Main differences between football and futsal」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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