OLIVER PRO 発表(2023 年)|チーム向け GPS の対応競技と装着方法

OLIVER PRO の発表を紹介する本部の画像 製品・選び方

この記事のまとめ

  • 2023 年 12 月 19 日、OLIVER SPORTS 本部は、サッカー以外の競技や屋内にも使えるチーム向けの GPS 計測ソリューション「OLIVER PRO」を発表しました。
  • 発表時の OLIVER PRO は、装着をベストとふくらはぎのスリーブの 2 つから選べるようにする、と発表されました。
  • 本部は用途を「パフォーマンスの向上」と「ケガのリスク管理」の 2 つとし、復帰の目安を示す指標と負傷ダッシュボードを紹介しています。

チームで使う計測の仕組みを選ぶとき、サッカー以外の競技の指導者なら、「自分たちの競技にも使えるのか」がまず気になるはずです。チームによっては、ベストに慣れた選手もいれば、脚に着けるほうが楽な選手もいます。

2023 年 12 月、OLIVER SPORTS 本部は、チーム向けの OLIVER PRO を発表しました。この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、発表の時点で何が示されたかをまとめます。

なお、ここに書くのは 2023 年 12 月 19 日の発表時点の内容です。今の OLIVER PRO の仕様とは異なる場合があります。

OLIVER から OLIVER SPORTS へ

本部のブログによると、2023 年 12 月の初めに、ブランドの名前が OLIVER から OLIVER SPORTS に変わりました。本部はこれを、パフォーマンス技術の新しい段階の始まりと位置づけています。この発表で紹介されたチーム向けの製品が、OLIVER PRO です。

サッカーだけでなく、ほかの競技へ

最初の変更点は、対応する競技の広がりです。本部のブログによると、ほかの競技からの要望が多かったことから、OLIVER SPORTS は技術の対応範囲を広げ、OLIVER PRO を屋内でも屋外でも、ほかの競技で使えるようにしました。

バスケットボール、ラグビー、ホッケーなどのチームが、パフォーマンスの向上とケガのリスク管理に活用できるとされています。

本部は、競技によっては、こうした技術を使えるチームの割合がサッカーよりさらに少ないことを課題としています。そのうえで、OLIVER SPORTS の使命は、質の高いパフォーマンス技術を、世界中のすべての選手とチームに届けることだと述べています。

装着の 2 つの形式:ベストとふくらはぎのスリーブ

本部のブログによると、OLIVER は、脚に着ける形と、キックの指標を計測できる点を特長として生まれました。OLIVER PRO では、新たに 2 つの形式が用意されると紹介されました。ベストに入れて着ける形と、ふくらはぎのスリーブに入れて着ける形です。

OLIVER と OLIVER PRO の装着方法を比べる本部の画像
OLIVER と OLIVER PRO の装着方法(発表時)

2 つの形式を用意した理由として、本部のブログは、ほかの競技やサッカーの一部ではベストでの装着が長く定着していることを挙げています。本部は、チームが自分たちに合う形を選べることを、よい選択だとしています。

装着方法本部のブログが示す傾向
脚(ふくらはぎのスリーブなど)女子サッカー・フットサル・育成年代で好まれる傾向。理由は着けやすさと着け心地
ベストトップレベルのクラブで選ばれる傾向。長年この形で運用してきて、変える優先度が低いため

OLIVER PRO の 2 つの目的

本部は、パフォーマンス技術の直接の目的を、パフォーマンスの向上とケガのリスク管理の 2 つとしています。

パフォーマンスの向上

本部のブログによると、数十の指標(2023 年 12 月 19 日時点)を計測することで、指導者やフィジカルコーチは練習を個別に組み立てられます。伸ばしたい点と、すでに強みになっている点を見分ける手がかりになります。

サッカーの練習でのパフォーマンス計測を紹介する本部の画像
練習の計画を立てることは、どのチームにとっても大切だと本部は述べています

OLIVER PRO のプラットフォームでは、複数の条件を踏まえた選手どうしの比較や、レポートの作成ができ、たくさんの情報を分かりやすく確かめられると、発表では説明されていました。

ケガのリスク管理

本部は、この目的を支える主な機能として 2 つをあげています。

  • 負荷の管理:細かな指標で負荷を確かめることで、練習計画を組み立てる判断材料になります。フィジカルコーチが、判断に必要な情報を得られるとされています
  • 復帰の指標(リターン・トゥ・プレー、RTP):回復中の選手を個別に追い、復帰の時期を判断する際の参考にする、とされていました。本部は、再負傷のリスクを見る手がかりと位置づけています

このほかに、フィジカルコーチが負傷を 1 件ずつ詳しく追える「負傷ダッシュボード(Injury Dashboard)」も紹介されていました。チーム全体の状況を整理し、判断の材料にするためのものです。

本部のブログは、適切な時期に復帰させることが、選手を守るうえで大切だと述べています。ケガや復帰の判断は、医師や専門家と相談したうえで行ってください。

日本の現場では

着け心地の好みは選手ごとに分かれます。遠征や合宿の前に、ベストとふくらはぎのスリーブの両方を選手に試してもらうと、チームに合う形を決めやすくなります。屋内でも使えるデバイスなら、グラウンドを持たず体育館で練習するチームでも、練習の負荷を計測できます。今の OLIVER PRO で選べる装着方法は、デモのご依頼でご案内します。

出典

  1. この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「OLIVER SPORTS presents OLIVER PRO, The New Solution For Teams」(英語、2023 年 12 月 19 日)

この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2023 年 12 月 19 日に掲載された記事「OLIVER SPORTS presents OLIVER PRO, The New Solution For Teams」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。

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