アクティブリカバリーとは|試合後に低強度で体を動かす方法と 3 つの注意点

体育館の床に座り、体を伸ばしている 2 人の選手 選手・保護者

この記事のまとめ

  • アクティブリカバリーは、試合のあとに完全に休むのではなく、強度の低い動きを取り入れて体を動かし続ける考え方です。
  • 本部のブログは、軽いストレッチ、散歩やジョギング、ヨガやピラティスなどを例に挙げ、強度を上げすぎないことを注意点としています。
  • 睡眠はアクティブリカバリーでは置き換えられないとされ、水分と栄養の補給も欠かせないと紹介されています。

試合が終わると、体は休みたがります。かといって、翌日は一日中動かずに過ごすのがよいのかと迷う選手や、保護者もいるのではないでしょうか。

この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログ(2025 年 2 月 27 日)をもとに、アクティブリカバリーの考え方と、取り入れる時の注意点をまとめます。内容は一般的な知識の紹介で、回復やケガへの効果を示すものではありません。

アクティブリカバリーとは

本部のブログは、完全に動きを止める「パッシブレスト(受け身の休養)」と対比して、アクティブリカバリーを次のように説明しています。

  • パッシブレスト:運動をすっかりやめて休むこと
  • アクティブリカバリー:体に大きな負荷をかけない、低強度の動きを取り入れること

体を動かし続けながら、強度は上げすぎない。これがアクティブリカバリーの考え方です。

体育館の床に座り、体を伸ばしている 2 人の選手
体育館の床で、体を伸ばす 2 人の選手

取り入れる時の狙い

本部のブログは、アクティブリカバリーの狙いとして、次のような点を挙げています。どの程度あてはまるかには個人差があります。

見る点狙い
血のめぐり体を動かして、酸素や栄養が運ばれやすい状態を保つ
筋肉と関節こわばりをやわらげ、動かしやすさを保つ
心身の負担強い練習のプレッシャーなしに、体を動かし続ける
次の練習・試合次の練習や試合に向けて、体を整える

取り入れやすい動きの例

本部のブログが例に挙げている動きです。時間は本部のブログに書かれた目安で、体調や年齢に合わせた調整が必要です。

動き目安・ポイント
ストレッチ・可動域を広げる運動10〜15 分。筋肉をほぐす軽い運動
軽い散歩・ジョギング20〜30 分。衝撃の少ない範囲で、体を動かす
ヨガ・ピラティス可動域、呼吸、体のコントロールを意識する
レクリエーションの水泳衝撃の少ない動き。脚の疲れを感じる時の選択肢
冷水のシャワー運動ではなく、休養の一つの方法として紹介。体調や持病に不安がある場合は、専門家に相談してから

よくある 3 つの注意点

本部のブログは、アクティブリカバリーで陥りやすい点を 3 つ挙げています。

  • 強度を上げすぎる:もう一つのトレーニングになってしまえば、リカバリーとは言えません
  • 水分と栄養をおろそかにする:エネルギーと水分の補給は欠かせません
  • 睡眠を軽く見る:アクティブリカバリーは、しっかり眠ることの代わりにはなりません

自分の負荷を数値で振り返る

本部のブログ(2025 年 2 月 27 日)は、回復は練習と同じくらい大切だという考えのもと、選手向けの OLIVER(原文では OLIVER GPS Tracker と表記)を紹介しています。

  • 試合と練習ごとの負荷を確かめる:デバイスで計測した数値から、体にかかった負荷を振り返れます
  • 休み方を考える材料にする:アクティブリカバリーをいつ、どのように入れるかを考える手がかりになります
  • 練習のしすぎに気づく材料にする:負荷の推移を見ることが、オーバートレーニングを避けるための判断材料になります

数値は、あくまで休み方を考える材料です。痛みや違和感があるときや、体の状態に不安があるときは、医師や理学療法士などの専門家に相談してください。

日本の現場では

試合の翌日に何をするかを、選手が自分で決める場面を考えてみましょう。動画を見ながらの軽いストレッチや、家の近所の短い散歩なら、一人でも始めやすい動きです。中学生・高校生の選手は、保護者と内容を話し合っておくと、続けやすくなります。自分の試合や練習の負荷を振り返りたい選手は、 選手向けの OLIVER をご覧ください。

出典

  1. この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「Active Recovery: How to Recover from a Match Without Staying Inactive」(英語、2025 年 2 月 27 日)

この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2025 年 2 月 27 日に掲載された記事「Active Recovery: How to Recover from a Match Without Staying Inactive」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。国内でのお問い合わせとサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。

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