この記事のまとめ
- ウルグアイのデポルティーボ・マルドナドは、本拠地を失い、1 シーズン公式戦に出られない時期を経て、1 部の優勝争いに加わるクラブへ変わりました。
- クラブは 2 部にいた時期に、当時の OLIVER(チーム向けは現在の OLIVER PRO)を導入し、負荷の管理とケガのリスクの管理に使ったと、本部のブログは伝えています。
- 当時のフィジカルコーチは、強度の管理と負荷のコントロールをより正確に進められる道具として評価しています。
予算が限られていても、上のカテゴリーを目指すクラブはあります。そうしたクラブにとって、道具への投資は、いつ・どこまで踏み込むかの判断になります。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログをもとに、デポルティーボ・マルドナド(通称 デポ)が、本拠地を失った状態からウルグアイ 1 部の話題のクラブになるまでの歩みと、GPS の使い方をまとめます。
スタジアムと公式戦の場を失った時期
本部のブログによると、デポルティーボ・マルドナドは 2003 年、負債が原因の競売で、本拠地だった「ヒネス・カイロ・メディナ」スタジアムを失いました。2005 年には、同じ理由でウルグアイのサッカー協会(A.U.F)から脱退し、1 シーズンを丸ごと公式戦なしで過ごしています。リーグ戦に戻ったのは 2006-07 シーズンで、その後も経済面の厳しさは続きました。
本部のブログは、ファンやクラブを日々支える人たちの努力がなければ、クラブは今ここにないと伝えています。底まで落ちたからこそ、消えるか上がるかのどちらかしかなく、最後まで離れなかった人たちのおかげで、消える道は選ばれませんでした。
運営の整理と、GPS の導入
デポルティーボ・マルドナドは、サッカークラブを運営する会社(SAD)として、ウルグアイのサッカー協会に最初に登録されたクラブです。本部のブログは、これをウルグアイのサッカーに流れをつくる歴史的な出来事と伝えています。イギリスの資本と Malcom Caine 氏のリーダーシップのもとで、秩序ある経営によってクラブの体制を整え、再び勝負できるチームへ戻る段階に入りました。
そこに、選手の動きを細かく計測できる GPS が加わりました。当時の OLIVER です。練習と試合のどちらでも、選手が着けて指標を計測していました。
2 部にいる時期に、1 部の道具を選ぶ
クラブが OLIVER を導入したのは、まだ 2 部にいた時期でした。本部のブログは、最上位のカテゴリーの外にいるクラブとしては珍しい投資だったと述べています。それでも経営陣は、1 部に上がるなら 1 部の道具に賭けるべきだと考えました。
OLIVER は、コーチングスタッフ、選手、経営陣が、パフォーマンスの確認とケガのリスクの管理に使う道具でした。本部のブログによると、ケガは選手がピッチに立てなくなるだけでなく、医療費もかかるため、レベルの高い大会ほどチームにとって大きな費用になります。
当時トップチームのフィジカルコーチだった Carlos Garayalde 氏は、クラブにとって理想的な技術を OLIVER に見つけたと話しています。必要なものがそろっていて、特に強度の管理と負荷のコントロールを、より正確に進められるとのことです。
過去最高の順位と、これから
デポルティーボ・マルドナドは、ウルグアイ 1 部のシーズンの最終節まで優勝の可能性を残し、クラブ史上最高の順位に入りました。結果は 3 位で、ほろ苦い結果でした。決着の前の節では首位に立っていたと、本部のブログは伝えています。
次の目標として、国際大会や今後の大会が挙げられています。再び「強豪」に挑み、待ち望んだタイトルを目指すとのことです。
日本の現場では
日本のクラブでも、昇格を目指すシーズンの終盤は、連戦が続いて練習の強度を決めにくくなります。そうした時期に、選手ごとの普段の水準を把握しておくと、練習量を調整する判断材料になります。まずは 1 つのカテゴリーで、練習の強度の確認に使うところから試す進め方があります。昇格を目指すクラブでの使い方は、デモのご依頼からご相談ください。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「The Depo Maldonado: How it went from being left without a field to being the sensation team of Uruguay」(英語、2022 年 6 月 15 日)
- デポルティーボ・マルドナドの公式 Instagram(@maldosad)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2022 年 6 月 15 日に掲載された記事「The Depo Maldonado: How it went from being left without a field to being the sensation team of Uruguay」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。


