この記事のまとめ
- 2022 年のワールドカップ カタール大会では、2 部・3 部・4 部のリーグでプレーしながら代表に選ばれた選手が 50 人(登録された 832 人の約 6%)いました(2022 年 11 月 22 日時点)。
- 全員が 1 部の選手だったのは 32 チームのうち 17 チームで、残る 15 チームに 1 部以外の選手がいました。
- 1 部以外の選手が最も多かったのは、ウェールズの 12 人でした。
今いるリーグのレベルが、自分の限界を決めるわけではない。そう思いたくなる時が、誰にでもあるはずです。ワールドカップの代表メンバーを見ると、その見方が少し変わるかもしれません。
カタール大会は、各代表が 26 人まで登録できる初めての大会でした。メンバーが発表されたあとに、Pedro Pensil 氏(@PedroPensil)が、1 部以外でプレーする選手を数えています。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログが紹介したその調査をもとに、要点をまとめます。
26 人枠で、選手は 830 人超に
本部のブログによると、カタール大会では史上初めて、1 チームの登録が 26 人になりました。感染症の流行を受け、不測の事態に備える予備の選手を増やす目的で、FIFA が枠を広げたためです。32 チームで合計 832 人となり、そのうち 50 人は 1 部のリーグ所属ではありませんでした。
大会前に出回っていたパニーニのステッカーアルバムで、メンバーをある程度予想することはできました。ただ、実際に登録された選手のうち 300 人以上はアルバムに載っておらず、各国が 26 人の名簿を出し終えるのを待ってから、この調査がまとめられています。
全員が 1 部の選手だったのは 17 チームだけ
32 チームのうち、メンバー全員が 1 部のリーグでプレーしていたのは 17 チームでした。残りの 15 チームには、2 部・3 部・4 部でプレーする選手が少なくとも 1 人います。そこには、当時の直近のアフリカ王者だったセネガル、アメリカ、エクアドル、ポーランド、日本といったチームも含まれます。
多くのチームでは、2 部の選手が 2〜4 人ほどでした。一方、プレーオフでペルーを下して出場を決めたオーストラリアは、2 部の選手が 7 人でした。
| 所属する 2 部リーグの国 | オーストラリア代表の人数 |
|---|---|
| イタリア | 1 人 |
| ドイツ | 1 人 |
| 日本 | 2 人 |
| イングランド | 3 人 |
1 部以外でプレーしながら代表入りした選手は、合計で 50 人です。全体の約 6% が、1 部ではないリーグから世界の舞台へ進んだことになります。
最も多かったのはウェールズの 12 人
1 部以外の選手が最も多かったのは、意外にもウェールズでした。1 部以外でプレーする選手が 12 人いました。
| ウェールズの 1 部以外の選手 | 人数 |
|---|---|
| イングランドの 2 部 | 8 人 |
| イングランドの 3 部 | 2 人 |
| イングランドの 4 部 | 2 人 |
イングランド 4 部の 2 人は、当時ウィンブルドンに所属していた Gunter 選手と、スウィンドンに所属していた Williams 選手です。2 人とも最後の選考を経て、22 回目のワールドカップのメンバーに入りました。ウェールズはウクライナを下して出場を決めています。本部のブログによると、1958 年大会以来の出場でした。
韓国とエクアドルは、少し違う事情
下部リーグの選手が選ばれるのは、国内リーグがあまり強くない国が、スペイン・イングランド・イタリアの 2 部や 3 部から選手を探す場合が多い、と本部は説明しています。
韓国とエクアドルは、その流れに当てはまりません。どちらの国でも、国内の 2 部でプレーする選手が選ばれました。韓国は当時 2 部の Daejeon Hana に所属していた Yu-Min Cho 選手、エクアドルは当時 2 部の Imbabura SC に所属していた FW の Kevin Rodriguez 選手で、2 人とも大会前にドーハで練習に加わっていました。
何が起きるか分からない、ワールドカップの面白さ
本部のブログは、ワールドカップを、何が起こるか分からない 1 か月だと書いていました。決勝のゴールを決めるのが世界的なストライカーなのか、3 部の選手なのかは誰にも分からない、と結んでいます。
日本の現場では
高校や大学への進学、クラブの移籍を考える時期には、今のチームでの出場機会に悩む選手もいるかもしれません。そんな時期こそ、練習で何をしたかを自分で計測して残しておくと、自分の伸びを振り返る材料になります。今の練習から計測を始めたい方は、選手向けの OLIVERをご覧ください。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「Playing in 4° Division and going to the World Cup. #Qatar2022 FunFacts」(英語、2022 年 11 月 22 日)
- Pedro Pensil 氏の X(旧 Twitter)のアカウント(@PedroPensil)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2022 年 11 月 22 日に掲載された記事「Playing in 4° Division and going to the World Cup. #Qatar2022 FunFacts」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。国内でのお問い合わせとサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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