この記事のまとめ
- ラグビーでは、総距離だけでは見えない短く強い動きと、接触による疲労の蓄積が、負荷の判断材料になります。
- アルゼンチンの Club Ciudad de Buenos Aires の男子ラグビーは、選手の変化を追い、チームの体制を整えるために OLIVER PRO を使っていると、本部のブログ(2026 年 3 月 19 日)は紹介しています。
- 数値は指導者の経験の代わりではなく、感覚を確かめ、判断の理由を説明するための手がかりです。
試合が終わった翌週の練習量をどう決めるか。同じ試合でも、フォワードとバックスでは身体への要求が違います。経験にもとづく感覚は大切ですが、それだけではスタッフ間で説明しにくい場面もあります。
この記事では、OLIVER SPORTS 本部のブログ(2026 年 3 月 19 日)をもとに、アルゼンチンのラグビークラブでの導入事例と、ラグビーで負荷の計測が求められる理由をまとめます。
ラグビーに計測技術が求められる理由
本部のブログによると、ラグビーは移動距離が主な指標になる競技と違い、努力の多くが次のような短く強度の高い動きの中に「隠れて」います。
- 爆発的な加速
- 急な減速
- 方向転換
- 繰り返しのスプリント
- 負荷の高い断続的な動き
さらに、絶えない身体接触によって、総距離だけでは表れない疲労が蓄積します。そのため、外的負荷を正確に計測することが、次の点で大切になると説明しています。
- 練習の量と強度の管理
- 負荷の高い試合週の調整
- ポジションに応じた負荷の個別化
- オーバーユースによるケガのリスク管理
- 試合に向けたマイクロサイクルを組み立てる材料づくり
本部のブログは、技術によって、選手の感覚を具体的な数値に変えられるとしています。
ラグビーのチームにとっての 4 つの利点
本部のブログは、GPS と分析プラットフォームを取り入れることで、チームの運営に次のような利点があるとしています。
- 数値にもとづく計画:前の数日間に、選手ごとにどれだけの負荷がたまっているかを把握したうえで、練習を設計できます
- 個別化:フォワードとバックスでは身体の要求が異なります。役割やポジションに合わせて、練習の刺激を調整する材料になります
- ケガのリスク管理:負荷を継続して見ることで、負荷の急な増加や過度な蓄積に気づきやすくなると、本部は説明しています
- 記録の積み重ね:蓄積した記録から、身体面の変化、期間ごとの比較、長期的な成長を評価できます
Club Ciudad de Buenos Aires 男子ラグビーでの使い方
本部のブログによると、Club Ciudad de Buenos Aires の男子ラグビーでは、技術がスタッフの日々の業務に組み込まれ、練習と試合の両方を支えています。計測で、次のことを行っています。
- 練習の実際の強度の分析
- 負荷の高い動きが繰り返されているかの確認
- 試合での重要な加速と減速の評価
- 試合週ごとの負荷の比較
- 日程に合わせたマイクロサイクルの調整
疲労の蓄積が、パフォーマンスとケガのリスクに直接かかわる競技では、正確な情報があることが現場で意味を持つ、と本部のブログは述べています。また、整理されたデータがあることで、フィジカルコーチとヘッドコーチの間で判断をそろえやすくなり、スタッフ内の連携が良くなるとしています。
現代のラグビー:より多く計測して、より良く練習する
技術はスタッフのためにある
本部のブログは、技術は指導者やフィジカルコーチ(S&C)の経験に置き換わるものではないと強調しています。感覚を確かめ、パターンを見つけ、判断の理由を説明するための道具という位置づけです。余裕の少ない今のラグビーで、客観的な情報を使えば、迷いを減らし、資源を無駄なく使えるとしています。
ラグビーにおける技術のこれから
本部のブログは、Club Ciudad de Buenos Aires の事例を、継続的な成長をめざすクラブが、体制を整えるための道具を取り入れている流れの一つとして紹介しています。記事の結びでは、現代のラグビーで大切なのは、練習量を増やすことよりも、より精度の高い練習をすることだと述べています。
日本の現場では
フィジカル担当が、練習の実際の強度を画面で見せながら、ヘッドコーチに説明する。数値があれば、その日の練習をなぜその強度にしたのかを、スタッフで同じ材料を見て話せます。デモでは、OLIVER PRO の画面で、練習ごとの強度と、週ごとの負荷の比較をご覧いただけます。詳しくはデモのご依頼からお申し込みください。
出典
- この記事の原文:OLIVER SPORTS 本部のブログ「The technology used by Club Ciudad de Buenos Aires Men’s Rugby」(英語、2026 年 3 月 19 日)
この記事について本記事は、OLIVER SPORTS 本部の公式ブログに 2026 年 3 月 19 日に掲載された記事「The technology used by Club Ciudad de Buenos Aires Men’s Rugby」の日本語版です。日本の読者向けに、OLIVER SPORTS JAPAN が要点をまとめ直し、「日本の現場では」の欄を書き足しています。記事の中の数値や製品の内容は、元の記事が掲載された時点のものです。この日本語版は 2026 年 11 月に掲載しました。日本で提供する内容や価格は、記事の内容と異なる場合があります。機能によっては、ご契約の内容で使える範囲が異なります。国内での導入と運用のサポートは、OLIVER SPORTS JAPAN が行います。掲載している画像・ロゴは OLIVER SPORTS 本部の許諾を得て使用しており、権利は OLIVER SPORTS 本部または各権利者に帰属します。OLIVER SPORTS JAPAN は、STC 株式会社が運営する日本の総代理店です。



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